卒業を祝う餅つき会

 1月21日(火)6年生の卒業を祝う餅つき会が行われました。朝早くから,地域の方やPTAの方,コンパス住吉台,住吉だいっ子などの方々が学校に集まり準備をしてくださいました。PTA本部の方々は,昨年のうちから話し合いを重ね,準備をしてくださっていました。 

 かまどに火をつけ,羽釜と蒸し器で餅米をふかすところから始めます。そして十分にふかしたら,臼に移して杵でこねます。餅米がしっかり潰されてまとまってきたところから餅つきが始まります。羽釜や蒸し器,臼,杵は萱場地区の方からお借りしました。そしてPTAの方々を中心に,ついた餅を細かく分けて,あんこ,いそべ,きなこのコーナーに分かれて,子どもたちが食べる準備をしてくださいました。このように,たくさんの方々が,卒業を迎える6年生のために,力を合わせて活動してくださいました。開校当時以来,欠かさず取り組み続けており,今年は36回目ということです。中には,36年間すべてに協力をしてくださっている方もいます。住吉台の地域は,本当に心があたたかい地域だと改めて感じました。そして,この地域に暮らしている子どもたちは幸せだと思います。

 準備が整ったところで,6年生が登場しました。開会式をした後,さっそく子どもたちは,地域の方に教えてもらいながら,全員が5回ずつ餅つきをしました。地域の方に仕上げをしてもらったあとに,いよいよつきたての餅を食べます。私も試食させてもらいましたが,つきたての餅はとてもおいしく,3種類の味もそれぞれちょうどいい塩梅です。

 なんと餅の試食は,食べ放題ということで何度もおかわりができます。1つのカップに餅が2個入っていて,1カップだけでも食べ応えがあります。しかし,さすがは食べ盛りの6年生,10カップも食べた子も多くいました。最大の子は17カップだったようです。この後給食なのに・・・と思いました。それだけおいしかったということですね。

 閉会式では,子どもたちから,「杵が思ったより重くてつくのが大変だったけど,餅はとてもおいしかったです。」「餅つきは大変だっけど,皆で声を出し合って頑張りました。」と言った感想が出されていました。

 地域の方や保護者の方に感謝する心を大切にして,これから卒業に向けて頑張ってほしいと思いました。ご協力いただいた皆様,本当にありがとうございました。