4年 認知症サポーター養成講座

 6月18日(火),4年生が福祉学習で「認知症サポーター養成講座」の授業を受けました。講師は,根白石地域包括支援センターの深沼さんです。泉クラシックさんや住吉台社会福祉協議会の皆様もお越しくださいました。

 深沼さんは,認知症とは脳の病気であり,脳の細胞の一部が死んでしまうことだと教えてくださいました。そうなると,すぐに忘れてしまったり,月日や年月,場所や人が分からなくなったり,考えるスピードが遅くなったりするということをテレビを使って分かりやすく教えてくださいました。

 人は年をとると,耳が聞こえにくくなったり,目が悪くなったり,物事を忘れやすくなったり,足腰が弱くなったりしてしまうけど,世の中の仕組みや出来事を知っていたり,悲しいことや楽しいことをたくさん経験しているから人の気持ちが分かったりするよい面もあると話してくださいました。

 それから,もし認知症になってしまった家族が,自宅にいながら「うちに帰る。」といって家を出ようとしたら,どうしますかとか,食事をしたことを忘れて「ご飯まだ?」といったらどうしますかといった3択クイズをして,認知症になった方が,心配したり悩んだりしない接し方について学ばせてくださいました。

 「認知症サポーター養成講座」を受講した証として,児童全員にオレンジのリングをいただきました。お年寄りや認知症の方だけでなく,ふだんの友達同士でも大切なことを学ぶことができました。大変ありがとうございました。