10月23日(水)5年生が脱穀の体験学習を行いました。講師は奥山壽さん(特別非常勤講師)と奥山照夫さんです。コンパス住吉台の皆さんもご協力いただきました。奥山照夫さんには足踏み式脱穀機をお借りしました。
稲架掛けして,乾燥した稲の束から籾を外す脱穀を行いました。足踏みをして突起のついた部分を勢いよく回転させ,そこに稲の束を差し入れることで脱穀します。
奥山さんは,脱穀する際に気を付けることについて説明した後,やり方を見せてくださいました。子供たちは,一人ずつ稲の束を持ち,奥山壽さんや奥山照夫さんに支援していただきながら全員が体験することができました。どの子もきれいに脱穀することができていました。
次に奥山さんは,準備してくださった唐箕を使って,脱穀した籾とちりとを風力を使って選別することを実演してくださいました。取り切れなかったちりは,子供たちがふるいを使って更に選別しました。
このようにして収穫した籾は11キロだったそうです。粒も大きく,豊作でした。子供たちは,代掻きや田植え,稲刈り,脱穀と体験することができました。米作りには「八十八の手間」がかかると言われるとおり子供たちの体験は米作りの一部分でしたが,それでも農家の方々の苦労や工夫についてより深く理解するとともに,米のありがたさを感じたのではないかと思います。貴重な体験をさせていただきありがとうございました。
足踏み脱穀機の実演
一人一人体験しました
安全に作業ができるように支援していただきました
脱穀した後の稲束
唐箕での選別
更にふるいで選別